なにわのディズニー好き男子のブログ

ディズニー好き男子のブログです!大阪から三重県に移り住んだため東京ディズニーリゾートへのインパ頻度は少なめで恐縮ですが、関西でのディズニー関連イベントに積極的に参加したいと思っています!

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ディズニーがブログを見てる!? Disney Worldwide Services Inc.の謎 part1

 

今日はコレについて

 

 

 

 

ありがたいことに、当ブログを開設してから4ヶ月ほど経ちまして

当初予想していたペースより早く、たくさんの方に見に来て頂いて

アクセス解析も楽しくなってきた矢先でございました。

 

このDisney Worldwide Services Inc.というプロバイダ名

 Inc.というくらいですから法人であることは間違いありません。

 

このプロバイダ名で検索してトップに現れたページがコチラ↓

Disney Worldwide Services, Inc. | Safe Harbor | The Walt Disney Company

どうやらプライバシーポリシーのページのようです。

検索結果を色々と読んでみたのですが、イマイチ全体像がつかめなかったので

順を追って訳していくことにしました。

 

では、最初の段落を訳してみたいと思います。

I. INTRODUCTION

Disney Worldwide Services, Inc. (“DWS”), whose principal office is located in the United States of America (the “United States”), controls and operates the following data processing systems (referred to herein as the “Systems”) that are certified under the voluntary U.S.-EU and U.S.-Swiss Safe Harbor programs (the “Safe Harbor Program”):

 

 

 1.初めに

Disney Worldwide Services, Inc.("DWS")の主な事務所はアメリカ合衆国("United States")にあり、データ処理システム(この文章中では"Systems"のことをいう)の管理運営を行っていて、このシステムは合衆国、欧州連合、スイスとの自主的なSafe Habor Programs("Safe Harbor Program")により保証されている。

 

 

ということで、Disney Worldside Services Inc.という会社は

データ処理システムを使って事業を行っている会社で

このシステム上では欧米において自主的に設定されたセーフハーバープログラムにより行われている、とのことです。

 

 このセーフハーバープログラム(セーフハーバー協定ともいう)とは、日本ではあまり知られていないのか、google検索でも約9,300件のページしかヒットしませんでした。

 

最も詳しく書かれているのは総務省HPに掲載されている以下の資料です。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000197631.pdf

 

1995年に制定されたEUデータ保護指令では、十分なレベルの保護措置が確保されていない第3国へのデータ移転を禁じていた。しかし、アメリカにはデータ保護指令に相当する包括的な個人情報 保護ルールが存在しなかったため、EUはアメリカ商務省との間でEUから米国に転送される個人データのプライバシー保護に関する基本原則を定めたセーフハー バー協定を結び、商務省が要件を満たした企業を認証している。

 

というのが、セーフハーバー協定の意味です。

ざっくり言うと、アメリカとヨーロッパにおける個人情報の取り扱い指針ってことですね。

参考リンク:EUが米国との「セーフハーバー協定」の見直しに着手、NSAの盗聴疑惑受け個人情報保護強化策を検討 / 産業財産権関連 - IT企業法務研究所 LAIT

 

 

:(コロン)以下では、Disney Worldwide Services Inc.が、どのようにセーフハーバー協定に則っているか、具体的に(25)まで列記されていますので、順番に訳していきたいと思います。(長くなります。)

 

(1) システム、つまりアプリケーションと製品のデータベース(以下、SAP)は、財務および人的資源を管理する目的のものである。

(2) 文書管理データベース("Hummingbird")は、財務および人的資源を管理する目的のものである。

(3) 権利と連絡先を管理するデータベース("Zeus")は、国際テレビ番組配信流通のための経営を行っている。

 (4) 未収入金管理データベース("Get Paid")は、送り状と顧客を管理する作業過程の目的のものである。

 (5) 世界規模の学習管理システム("Disney Development Connection")は、社員トレーニングの運営と、そのトレーニング記録を保持するためのものである。

 (6) グローバルパフォーマンス管理システム("Performance Connection")は、従業員の評価と人材計画を適合・管理するためのものである。

(7) 顧客データ環境("CDE")は顧客データを処理する、この顧客データはEUで収集されたデータを含んでいて、これらはマーケティングの目的で収集し処理している。

(8) ワークスケイプ報酬管理システム("Workscape")は従業員データを処理していて、これは従業員の給与を決めるために使われている。

(9) ヘッドカウントツール("Headcount")はオンラインレポートアプリケーションであり、頭数を追跡している。(このシステムは2011年に運用を止めた。)

(10) ISOSトラベルロケータシステム("ISOS")は、従業員の連絡先や旅行情報を処理している、これは旅行中の従業員に緊急支援を提供する目的で使われている。

 (11) ディズニーストア注文管理システムは、ゲストの連絡先情報をオンライン注文を支援する目的で、ディズニーストアオンラインヨーロッパウェブサイトを通して処理している。

(12) 内部役員名簿、ディズニーRostr.(Rostr.)は社内コミュニケーションを促進する目的で連絡先と報告情報を示している。

(13) 検索エンジンツールであるFAST Search("FAST")はRostr.内にあるデータ記録をテキスト検索するためのインデックスを記憶している。

(14) シングルサインオン(一度の認証処理によって複数のコンピュータ状のリソースが利用可能になる認証機能のこと)中央ポリシーにしたがった認可/認証システム("Corporate SiteMinder")はアプリケーション用にある。

(15) LDAPに基づいたディレクトリ("Enterprise Directory")はユーザーとコンピュータまたはデバイスの認証と承認のためにある。

(16) マイクロソフトのアクティブディレクトリ("Global Active Directory")の世界的な実装

(17) 国際労働基準("ILS")は、ライセンスを受けた者や仕入先がディズニーの行動規範に則っているかモニタリングするためのシステムである。

(18) APEX、つまりFirst Strike Software("APEX")は仕入先からの送り状や割引を含んだ支払いを管理するためのものである。

(19) ITサービスの要求を管理するためのシステム("Corporate Service Manager")

(20) 内部データベース("Send Word Now")は緊急通知を発行するために従業員の連絡先情報を処理します。

(21) 緊急通報システム("WebEOC")は、緊急時や災害状況の間、会社の緊急オペレーションセンター間の通信を提供するために、従業員の連絡先情報を処理します。

(22) HRデータ処理システム("Global Stuffing")は、募集の目的、申請された情報の管理を目的としている。

(23) データベースは従業員の人材情報("HR Analytics")を含んでいて、これは従業員のパフォーマンスをレポートし、モニタリングするために使われる。

(24) ファイル転送システム("GlobalScape")は、労働資源情報に関するファイルをeメールで転送する目的で使われる。

(25) メタデータシステム("HD Forms")は、内部ユーザーのアクセス要求をポータルに基づいたモジュールを管理している。

 

システムは世界中のDWSと提携している特定の会社の人的資源について財務および業務の情報を含んでいる(そしてこれからも含むだろう)。

DWSはEUおよびヨーロッパ経済地域(以下略称"EEA")において(以下に定義する)個人情報に関連したプライバシー保護は個人に与えられると認識している。

そのため、DWSは合衆国商務省が設定したスイスとEU加盟国からの個人情報の収集、使用、保持に関連した、合衆国-EU間、合衆国-スイス間のセーフハーバー枠組みに準拠している。

DWSは、よくある質問のセット(総称して"Principles")を含んだ、システムに関わる告知、選択、第三者への転送セキュリティ、データの整合性アクセス、および執行セーフハーバープライバシー原則を遵守していることを認定された。

セーフハーバープログラムについてもっと知りたい場合、あるいは、DWSの認証を表示したい場合は以下のリンクを見てください。

http://export.gov/safeharbor/

 

え~、とっても疲れました。笑

どうやら、Disney Worldwide Inc.という会社は膨大な量の財務や人的資源、顧客についての情報を管理・所有しているであろうことが読み取れます。

この後も、このページではDisney Worldwide Services Inc.のプライバシーポリシーについて語られています。

あまりにも長くなりすぎてしまったので、ディズニーがなぜ当ブログを見にきたかは次の記事で推論することにしましょう。