スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 感想
新三部作の第一作、エピソード1の感想です。
これまで、思いつくままに感想を書いてきましたが
一巡目はこのままの形式で進めていきます。
ディズニーが旗を振って制作するエピソード7への期待も含めて
新たにまとめて書けたら良いな、と思っています(淡い希望)
1999年に公開された本作は、旧三部作が完成してから16年の歳月が経った後に公開されました。
また、2012年に3Dで鑑賞することもできたようです。見たかったな・・・
旧三部作では主人公のルーク・スカイウォーカーがジェダイとして成熟し
フォースのダークサイドから抜け出せなくなったダース・ベイダーとの戦いを通じて
ダークサイドから父親を救おうとするというストーリーでした。
新三部作では、ダース・ベイダーであるアナキン・スカイウォーカーがダークサイドへ陥れられてしまうのかが表されています。
この16年の間にコンピューターグラフィックスの技術の目覚ましい進歩が見られ
旧三部作を見た直後では、その技術レベルの差に感嘆のため息が出ます。
全てがCGになったマスター・ヨーダもさる事ながら
ポッドレースのシーンは圧巻。
そして幼少期アナキン・スカイウォーカーが可愛いこと←
1999年公開時に映画館で鑑賞していますが
この感情は今まで無かったなーと調べてみたら
アナキン・スカイウォーカー役を務めたジェイク・ロイド氏と私は同い年でした(^_^;)
現在は俳優業を引退され、映像作家をされているようです。
あと、映像技術もさることながら音楽が良いです。
ダース・モールとの殺陣のシーンで使われている音楽は
本シリーズでは一番好きな音楽です。
この殺陣のシーンにはあらゆる剣術が取り入れられており
エピソード4と見比べても格段に迫力が増していることが確認できます。
旧三部作の裏話として展開されるストーリー構成であり
当たり前ではあるのですが、アナキンがダークサイドへ落ちてしまう伏線(と言えるのかわかりませんが)が多分に描かれていて
シリーズファンとしてはワクワクする内容でした。
ただし、全エピソードを一巡していく中での最初の感想としては
本作の位置づけとして、まだまだシリアスな展開には至らず
ただただ映像技術の進歩を楽しめる作品なのではないかと感じました。
毎回、各エピソードの主役を探すのがクセになってしまいましたが
本作の主役は誰だろう・・・ジャー・ジャー・ビンクスかなあ
彼自身の能力やストーリーにはフィーチャーされないにも関わらず
ジェダイの大きな変動の中では彼が重要なポジションにいる点
気づけば、エピソード1における物語の中心には彼がいたと感じました。
(この点についてはWikipediaで見られるように複雑な問題が絡んでいるようです)
以上、15年のインターバルを経てファントム・メナスを鑑賞した感想でした。
はっきり覚えていたシーンとおぼろげなシーンがあり
未だに理解できていないストーリーもありますが
15年後の方が魅力が伝わってくる作品でした。
残すところあと2作品となりました。
これからどのようにアナキンがダークサイドへ落ちていくのか
ダース・シディアスとの関わりに注目していきたいと思います。
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