スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 感想
スター・ウォーズ シリーズ ついに完結しました!
いや、本当はエピソード3は完結ではなくて始まりであるのですが。
シリーズ最新作である本作は、ルーカスフィルムの映像技術がふんだんに盛り込まれています。
エピソード4に登場するものに似せた宇宙船がCGで制作されていますし
ヨーダの戦闘シーンもエピソード2のそれをはるかに超えていました。
ストーリーの感想としては、エピソード4へのつながりを意識したものになっており
ダース・ベイダー, ルーク・スカイウォーカー, レイア・オーガナの誕生秘話と言って良いと思います。
フォースにバランスをもたらすものであったアナキンが
パルパティーン(シスの暗黒卿)にそそのかされてダークサイドに落ちる様も
ああ、エピソード2のあのアナキンなら仕方ないよね。ってしか思えない。
感情移入できるキャラではなかったです。
彼の不安の原因はパドメが死ぬという悪夢で、
エピソード2での母親の死を連想させるということは納得できますが
そもそもエピソード2でパドメとイチャイチャしておいて
悪夢を見たからって任務をほっぽらかしてマッマのところへ飛んじゃったし
もし飛ばなかったとしても、どうせエピソード3でパドメが死ぬ悪夢見てそうだし
やっぱりアナキンはアナキンだなあと納得するしか無いです。
フォースのバランスという意味もぼやあっとしてますが理解出来ました。
という構図を思い描いていたのでしょうが
新たにダークサイドに落ちたアナキンの力により
機能しないジェダイ組織を破壊されてしまい
そしてエピソード6で自らの手でシスの師弟関係を絶やすことになるわけですね。
それに加えて、ジェダイ組織ってうまく機能していたのだろうかという疑問
だからオーダー66によってほぼ壊滅状態に陥ったのかもしれないけれど
ジェダイの厳しい掟のせいで、アナキンがダークサイドに落ちたのもあると思います。
だからこそ、アナキンがあの姿になったときにオビ=ワンに向かって
"I hate you!"まで言えたわけで
あのシーンはオビ=ワンの"I loved you!"が印象的でした。
むしろパドメが死んだ原因ってあんたじゃないかアナキン・・・
パドメとお腹の中にいる子供を救いたい一心でダークサイドに落ちて
その方法をシディアスから得るために幼いパダワンを皆殺しにするという
徹底的にダークサイドに嵌っていることを象徴するシーンは息を飲みます。
その事実を知っちゃったら胎教に悪いよねオビ=ワン!←
あげくパドメの後をつけてきたオビ=ワンを見つけて
オレを裏切ったなと言われて首締められる始末
こんなに救われないストーリーにおける最後に
誕生した双子が銀河帝国を平和に導く最後の希望となったんですね。
というわけで、スター・ウォーズシリーズ一挙見の感想でした。
EP1, EP2, EP4はうろ覚えながら見た記憶もありましたが
初見であった当時とは違う視点で鑑賞することができました。
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